胃の粘膜の障害によって起こる病気で、胃炎や胃潰瘍などの症状が急速に進みます。以前は、「急性胃炎」「急性胃潰瘍」などと区別されていましたが、どれも症状や治療法が似ているため、現在では「急性胃粘膜病変」とまとめられています。
主な症状は、みぞおちあたりの急激な痛み、むかつき、吐き気などです。原因はさまざまですが、長期間にわたる鎮痛薬の服用やアルコールの飲みすぎ、またインフルエンザなどの感染症、アレルギー性胃炎、ストレスなどがあげられます。
内視鏡検査で胃粘膜の状態を観察し、症状がみられたら薬による治療を行います。